エイリアン主と安室さんのネタ。
ある日、安室さんは汚れた側溝に気持の悪い肉塊が落ちているのを発見する。
不審に思ったその時、突如肉塊の上部が蜘蛛型に変化して安室さんに襲いかかった。
顔に張り付かれたのは一瞬のことだったが、エイリアンの幼生「フェイスハガー」には、それで充分だった
さて、無事に安室さんの体内に寄生したエイリアンだが、その心中は穏やかではなかった。
(待て待て待て、コレ喰い破って出るの!?)
エイリアンの正体は転生者だった。普通の兄ちゃんを喰い破って出るとかエグすぎて無理。
そこで、エイリアン主は方向転換を計るのです。
「共生して静かに暮らそう…」
初期段階︰食欲の増大。
食べても食べても腹が減る。夢で謎の生き物に声をかけられた。
「食費増えてすまん…食べ盛りなんだ……」
中期段階︰知覚能力の鋭敏化。
夜目が異様に効くし、壁の向こうにいる人物が分かる。
「寄生獣っていい漫画だったじゃん?ほら、ああいう感じの善良な宇宙人だから私」 1
後期段階︰血液が激烈な酸性を帯びる。
「いい加減僕の中から出ていってくれません?」
「いや…私だって出て行きたい。けどな、私が出ていくと君の体がこう、グシャッてな…」
「ウワッ…でも本当に困るんです、出血のたび服から建物まで溶かしてしまって」
「すまん、本当にすまんが諦めてくれ…」
そんな感じにエイリアン主とギャグかましながら、周りには謎の寄生生物に蝕まれる悲劇の人として同情と畏怖を寄せられている安室さん!
「エイリアン☆ぱわー!鋼鉄の尻尾攻撃!」
「おい待て僕の体に尻尾を生やすのは止め…」
「追加で麻痺毒だァ!!」
「(死んだ目)これからどうやって街を歩こう…」
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