殺されて幽霊になったオリ主と、恋人の死に病みきった闇降谷さんの話。
幼馴染のオリ主♀はある日突然殺された。
犯人は黒の組織の下っ端。杜撰な犯行を一般人に目撃され、適当に口封じのまて殺害したらしい。
顔が好みだったからついでに遊んでやった。
そう組織の男はバーボンに自慢した。
グチャグチャドロドロの憎悪を溜めた降谷さんはほぼ人生捨てる勢いでバーボンやってます。
組織員が憎過ぎて、隙あらば蹴落とし陥れ堂々と裏切り者名目で拷問しているという。
「ほら、もっと良い声で啼いてくださいよ。目を抉り出して耳を削いでハラワタを取り出した……彼女とお揃いのその姿で!!」
拷問趣味と話題のバーボンだが、仕事ぶりは優秀らしい。
闇っぷりが凄すぎてジンすらバーボンをネズミとは疑わない。
「人間って生き物が憎くて憎くて仕方がない…そんなツラした奴が今更裏切る筈もねェよ」
全方位憎悪ばら撒き機と化した降谷さんを、それでも見守り続ける幽霊が一人。
降谷さんが幽霊オリ主を視認できるかで分岐。
視認できるなら病みが加速。姿は見えど声は聞こえず。
「ねぇ、聞いてください、今日はあの蛆虫どもを2匹も殺したんですよ。ふふふ、貴方にも聞かせたかったなぁ。あの無様な鳴き声!笑いが止まりませんでしたよ!」
恍惚の顔で幽霊を愛でる降谷さん
でも、どうして貴方はいつも悲しそうにしてるんだろう?
記憶の中の貴方は笑顔にあふれていた。
何がそんなに悲しいのだろう?
…そうか、まだ奴らが残っているからだ。
生きてのうのうと現世を楽しんでいるからだ。
そうだ、許せない。赦せるはずがない。
安心して。
俺がすぐに奴らを地獄へ送るから。
最終的にコナン君が降谷さんに幽霊オリ主の意思を伝えてハピエン。
「やっと、やっと私の声が聞こえたんだね……零くん!」
号泣した降谷さん無事が浄化される。
視認できない&幽霊オリ主が愛を自覚していなかった場合、突如としてギャグルートへ移行します。
「つか私無しで零くん自炊とかできるん?」
セーフティハウスに帰ると何故か料理が作ってあって驚愕する降谷さんですよ。
味付けは亡き恋人のそれだった。
恋人が実は生きてるのだと思い込む限界降谷さんを「零くん寝ろ」「いいから寝ろ。正気に戻れ」と容赦なくあしらう幽霊主。
エスパー的な力で仕事中の降谷さんを助けたりもする。
そのせいでいよいよぶっ壊れてきた降谷さんが「陰ながら恋人が助けてくれている。姿を見せないのは恥ずかしがっているだけ」などと言い始め、風見さんは20箱目の胃薬を開封した。
周りどシリアス幽霊オリ主視点はギャグのすれ違い系になるかな。
精神的に限界の降谷さん…好き……
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