・グラ子シリーズ補足設定
グラ子の感情や価値観は人類のソレとは多少異なり、神々としてのマクロな側面が大きくなっています。
例えば、天空の難破船でコナン君が死にかけた際にグラ子は激怒しましたが、あれも大切な者を傷付けられた怒りではなく、急にTVのチャンネル変えられた時の怒りが近い
だから何をおいてもTVを戻そう、ではなくチャンネルを変えた奴をボコしてからダビングしてあるやつ見よう、になります。害されたのなら治しておこう。だけどTVの心配をしているわけじゃない。
アザトース神にとって物事の全てが単なる妄想に過ぎず、気に入らなければ戻せばいい。
けれど人間でありたいグラ子はそれを非人間的な感性だと自覚しています。よって、冷静になった後に強烈な自己嫌悪に苛まれたわけなのです。
私は人間でありたいけれど、やっぱり結局人間にはなれなかった。だからせめて私は貴方に実利を齎す。
神々が祀られるのは、神が人に恩恵を与えている間だけだ。
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