・グラ子とコナン君のFGO②

・グラ子とコナン君のFGO②

ギルガメッシュは問いかける。 「この星に何の用だ、獣」 手元からは乖離剣の齎す時空流の兆しが流れ出し、大気を鳴動させている。その瞳に慢心も油断も有りはしない。 大厄災は既に成ったのだ。 「……私は忙しい。マスターに呼ばれている」 カルデアの廊下はいつも通りだ

「あの阿呆も腑抜けが過ぎるわ。毎度毎度、夢に囚われたのはコレで何度目だ?」 「彼は人間なのだから当然…というより、魂に直接介入する魔術を弾いたらむしろドン引きなのでは」 「たわけ。術者の頭蓋を爆散させてからが一人前よ」 「ウルクの一人前怖い」 緊迫した空気に軽い会話が絡み合う


※※※『宝物殿に窓一つ(シェリングフォード)』 第一宝具。 ビーストが宝具と言い張ってるだけの一般人で、常識的かつ知識人。最近はホームズを食堂の影とかから覗いては「ふおぉほーむずだぁ」などと頬を赤らめて清姫みたいなことをしている。ホームズも満更でも無い様子なので、藤丸立香もほんわか中


「……ところで、貴様はいつから人形遊びに精を出すようになったのだ?」 ギルガメッシュが嘲笑した。 「何のことか分からないが」 「あの道化も中々に見所のある雑種だったが、神に魅入られるとは運の無い。流石の我も同情を禁じ得ん」 「………、」 「神とは何処の地でも面倒極まりないものよな」


※※※『常夜の褥に枕が一つ(ウィチルソプトル)』 第二宝具。 常にビーストが己に向けて展開している対界宝具。もし世界に向けて放たれれば人理が丸ごと剥がされかねないが、ビーストは頑なにそれを己へ向け続けている。 本質的には夢を見るための無害で些細な力である。


「貴様は人間味を獲得し過ぎた。永劫を這う化け物が人並みの心を得るなど、……結局誰にとっても不幸なだけよ。おるいは、化け物自身にとってすらな」 「だから捨てろとでも?」 「それが出来れば苦労はせぬか。まったく、あの道化も面倒なことを仕出かしてくれる」 時空流が強く吹いている。


※※※『狂気の口蓋、玉座が一つ(ブラインド・イデオット)』 第三宝具。 これをビーストは使用しない。何故なら、ビーストは己を絶対的に否定しているからだ。 己は盲目白痴の神に非ず。原初の混沌に非ず。 だから、どうか私を呼んで。 この宮殿はとても暗くて寂しいから。


幕間の物語をクリアすると、ビーストの3つ目のスキル「無明の房室」が「光のきざはし」へと変化。 5ターンのガッツとNP20を配る超優良スキルに成長する。宝具と合わせて硬い全体バフ係として活躍が期待できる。 ※※※「光のきざはし」 光の中、あなたと二人手を繋ぐ。


一望監視施設☆パノプティコン

ラムセスが運営する諸情報防備録です。 Twitterで呟いていた小説更新予定日、小説ネタのメモ、設定メモ、オススメ本などをここで一括管理します。 ゆくゆくは小説のバックアップ場所として、ゲーム作成の拠点として行きたいと考えています。

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