現実世界のオリ主と電話越しの降谷さん2

○小ネタ︰電話で繋がるコナン世界の降谷さんと現実世界のオリ主♀  


「ジンですか?今ターゲットが東都中央ビルかr」 

『残念だったな。私だよ』 

「…………すみませんでした」 

『はっはっは、午前2時から仕事とはご苦労さまですなぁ。昨日も一昨日も真夜中に鬼電してくれましたし、私も明日は朝早いんですが、貴方には関係ないことですしねぇ』 

「ほんとに…いえ、本当にご迷惑おかけします……はい……」

『構いませんよ。この積もり積もった怨念はキチンと毎日藁人形に打ち込んでいますから』 

「オフゥ………」 

『一度起こされる度に1回釘打ち。そろそろ人形が針鼠に見えてたとこです』  


「このお詫びは必ずしますから、その、今回ばかりはどうか…」 

『お詫び?』 

「はい。菓子折りと慰謝料を後日お送りしますから、貴方の住所などをお教えいただけませんか?」 

『暗殺任務やら盗聴やらに精を出してる人間に教える住所は無いです』 

「ぐっ……で、ですからあれは誤解で」 

『貴方ののコードネーム、たしかバーボンでしたっけ。かっこいいですね(笑)』 

「ん゙ん゙ん゙」 

『大体、こんな極秘情報大量に聞いておいて野放しにしとくとか有り得ないでしょう。私なら最低でもコンクリ詰めにして太平洋に送り出しますよ』 

「…発想が物騒ですね」 

『存在が物騒なよりマシです』


「……貴方が僕を信じていないのは分かっています。ですが、僕は本当に…いつか貴方へお礼とお詫びをしたいと思っています」 

『お詫びはともかく、お礼?』 

「ええ。貴方には随分と助けられました。……感謝してもし切れないほどに」 

『心当たりがありませんね』 

「ふふ、謙虚な人だ」

一望監視施設☆パノプティコン

ラムセスが運営する諸情報防備録です。 Twitterで呟いていた小説更新予定日、小説ネタのメモ、設定メモ、オススメ本などをここで一括管理します。 ゆくゆくは小説のバックアップ場所として、ゲーム作成の拠点として行きたいと考えています。

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