幾万のループに生きる安室さんの話

シュタゲを見返してループ系の良さを思い出した今日この頃。

何回も何回もループを繰り返してコナン君を救おうとする安室さんという安コSSを書きたい衝動があります…。

千回見たテンプレですけどね!


 舞台は純黒かゼロシコか、映画本編と近似した世界からスタート。  

警視庁の高木ポジな一般警官をしてた1回目安室さんは、仲が良かったコナン君が死んだことを知る。

そうして気がつくと長い旅路は始まっていた。


何度も繰り返しても五色に煌めく観覧車は水族館を地獄へと変えてしまう。

爆弾処理班に匿名で通報しても、コナン君を問い詰めても、どんなに体を張っても。  

ループが10も超えたころ、ようやくその裏にあるのが巨大な裏組織だと安室さんは知る。

ただの警官になすすべなど初めからなかった。 


気が付くと、ループは大学時代まで遡っていた。

何回も繰り返して単独裏組織への潜入を企てる安室さん。

初めは単なるチンピラで、組織を嗅ぎ回ったが故に殺された。


ある程度裏世界を繰り返し、その組織がどうしようもなく強大だと痛感する。

安室がどんな道を選ぼうとコナン君は五色に彩られた悪夢の中命を落とす。 

このルートではダメだ、他の道を探そう。 


財界で身を立てて組織を探る安室さん。

医療関係に組織は力を入れていることを知る。このルートでもダメだった  


医療関係者となり組織を探る。

宮野夫妻と知り合い、懐かしいあの頃を思い出す。

「あの子……灰原ちゃんにそっくりだ」

 薬学に組織が求めるものがあるらしい。でもこれ以上は探っても無駄だろう。

やっぱりこのルートもダメだった。


長い長いルートの総当たり戦。普通の男が公安ゼロへ至るほどの執念。 


そうして今、安室は観覧車の向こう側で手を取り合う赤井とコナンを眺めている。

観覧車は止まり、銃撃はやんでいる。安室が解体した爆弾と赤井の狙撃、コナンの機転によって悪夢は終わった。

 コナンが頼るのはいつだって赤井だ。

こんなにも積み重ねた力を、あの男は最初から持っている。  


 …という形で永劫をかけて原作軸へと至ったごく普通の人間な安室さんとか。

恋や愛を超えた、純粋な祈りをコナン君へ向けているの。

「君の隣に立ちたい。君の力になりたい。だだひたすらにそう願って走り続けたんだ」

そんな安室さんに困惑して警戒するコナン君。

 …っていう愛の重い安室さんが欲しい…

一望監視施設☆パノプティコン

ラムセスが運営する諸情報防備録です。 Twitterで呟いていた小説更新予定日、小説ネタのメモ、設定メモ、オススメ本などをここで一括管理します。 ゆくゆくは小説のバックアップ場所として、ゲーム作成の拠点として行きたいと考えています。

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