アルジュナ主とオルタ化(?)

・アルジュナ主とオルタ化(?)※ネタバレ無し

ある日、安室さんは自室の窓からアルジュナ主オルタがダイナミックお邪魔しますしたのを見て宇宙猫ロール1D100。 「ちょっと匿ってください!」「……は、え」「今日はやけに人目を集めるなぁと思ったらコレですよ。もう職場行けない…」「(絶句)」

白髪に青い角、両肩に浮かぶ金色の剣も据え置き。

 「おま、それ、角…」「はい。出勤のとき車のドアで盛大に打ち付けて傷心の私ですが何か」「色々言いたいことはあるが、そもそもなんで俺の所に来るんだよ!」「まぁ後暗い人間の住処なら目立たないだろうと」「叩き出されたいらしいな」「ははは」 

でもやっぱり親友が心配でもある安室氏。意外と仲が良いの。

 「それ、お前は大丈夫なのか?…なんか肌にビリビリ来るんだが」「私の体の神格が異常なほど高まったせいですね。一応なんともありませんよ」「本当か?」「あえて言うなら、今なら世界とか滅ぼせそうです」「インド神話のノリ止めろ!」 

任務のためにセーフティハウスに来ていた赤井氏が偶然目撃してしまったり。

 「あー、その洒落たDevilは君の知り合いかな?」「……答える義理はありませんね、ライ。それとも貴方の夜のパートナーでも教えてくれるんですか?」「それは失礼した」「私はバーボンに取り付く悪魔ですよ」「お前は黙る!」

「ホー、悪魔か。なるほどその角は自前というわけだ」 楽しそうな様子のライと大真面目なアルジュナ主ともうどうにでもなれ…な安室氏なの。 「バーボンに悪魔か。これはいい土産話ができたな」「…なんのつもりだ、ライ」「いやなに。君の意外な交友関係に俺の口も軽くなりそうだ、というだけの話さ」

警戒するバーボンに冗談だ、と軽く笑うその一瞬前。

 ──ぞっと、全身の肌が粟立った。 

「それは……いけませんね」 ライはほとんど反射的に男から距離をとっていた。 体が動かない。背筋を撫ぜる氷のような怖気。 「不要な行いをするのなら、それは悪だ」 無機質な男の声がする。数値を刻む針のような。

「悪は無価値だ。無意味で無価値で、」 

空間を圧迫するような、巨獣を見上げる蟻のような、絶望的な予感に息ができない。バーボンが愕然として男を見ている。 男の後ろで宙を滑るように黄金の剣が切っ先を揃えた。 足が竦む。震えることすらできない。

 「ならば即ち────」 

カミの双眸が細められた" 

「パシリとして今すぐ二人分のアイスを買ってきてください。それで手打ちとしましょう」 「……What?」「お前ふざけんなよマジで表出ろ」「えっなんで貴方が怒ってるんですか。私ナイスフォローでしたよね?」「…ahhh、アイスだな。ハーゲンダッツでいいか?」「ベリー系がいいですね」「帰れお前ら」

っていうバーボンの守護神アルジュナ主の話。 ライはめっちゃ怯えてて定期的にハーゲンダッツをお供えしてる。 そうは言いつつスコッチと安室は「でも実は人格がヤバくなってるのでは?」と裏で親友の神格の増大と精神についてシリアスしてたり。 冗談のつもりだったジュナ主です。

一望監視施設☆パノプティコン

ラムセスが運営する諸情報防備録です。 Twitterで呟いていた小説更新予定日、小説ネタのメモ、設定メモ、オススメ本などをここで一括管理します。 ゆくゆくは小説のバックアップ場所として、ゲーム作成の拠点として行きたいと考えています。

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